総評

Hashimoto 出れんの!?サマソニ!? 主催 エンタテインメントプラス 代表取締役社長
橋本行秀

今年6年目となるサマーソニックオーディションイベント「出れんのサマソニ」の最終審査となるパフォーマンスチェックが7月下旬の2日間、新代田のフィーバーで行われました。
この6年間でオーディションシーンも年々変化してきましたが、今年が大きなターニングポイントの年になると言えそうです。
サマーソニックそのものが外タレを中心としたロックフェスからJPOP、アイドルも含めた総合エンタメフェスに変化してきているように、「出れんのサマソニ」もMUSICオーディションからVIEWSICオーディションへの変化が顕著に現れてきています。
それは「聴かせる」ことから「魅(見)せる」事への変化です。当オーディションはYoutubeによって行われていますが、その映像技術はこの6年でプロとアマの差はないと思えるほどの進歩をしていますし、音楽は聞くことから見ることも含めた総合芸術に変化しているように思われます。
その代表例が昨年人気投票1位となったモー娘を振りコピする男子9人組
「むすめん。」の登場でした。

Teraoka
寺岡呼人

6年目の出れサマ。
毎年毎年色んな音楽シーンの“モード”を感じながら見させてもらったのだが、今年は強烈な個性をもったアーティスト、そして今年の“モード”をあまり感じなかったのが正直な感想だ。“モード”がない事はそれだけ、それぞれが強烈な個性を発揮できるはずだ けど、むしろ何処に向かえばいいのだろう?という浮遊感を漂わせていたように思う。逆にアイドルユニット「青SHUN学園」の真剣さ、必死さに、何かロックミュージシャンが忘れてしまった熱さを感じた。
そう、ロックとはこの熱さで僕等の人生を変えてきたはず。
そんな色んなアーティストのパフォーマンスを一気に見れてとても刺激になった。

Ishiwatari
いしわたり淳治

 年々、アイドルグループやダンスボーカルグループの参加が増えています。今はテレビやヒットチャート等で目や耳にする音楽の多くがアイドルグループという時代ですから、それは自然な流れなのだと思います。
 一方で、アイドルブームはバンド音楽にも確実に影響をもたらしている気がします。というのも、ある時から日本の音楽シーンには、”ロック音楽というのは、ナイーブで、重苦しくて、心の奥の目に見えない傷につける「薬」なんだ!”というような概念が長らく根付いていたように思うのですが、それが徐々に薄れつつある気がするのです。

Ootani
大谷ノブ彦(ダイノジ)

凄く審査がスムーズにいったような気がします。
音源はもちろん、あのサマソニの野外のステージで、足を止めた音楽ファンがいいなと思うもので想定して票をいれました。
ライブ審査でPANが言った
"19年やっております、大阪からやってきましたPANです"
にグッときました。彼らがいた青春パンクと呼ばれるコミニティーがとにかく苦手でした。久しぶりに観たPANはタフで、1曲の情報量、演奏スキル、何より ダイナミックなバンド感に溢れてて、それがライブハウスで培ってきたものなんだと思ったら、思わず審査なのに立ち上がってしまいました。グッときたなぁ。

Fujita
藤田琢己

非常にバラエティー豊富なアーティストで、それぞれの個性を楽しんで審査をさせていただきました。
なので、甲乙つけ難かったです。
パフォーマンス審査は、奇を衒(てら)えばいいというわけでは決してなくて、自分の世界観を、どうしようもなく信じてて、楽しんでて、それを伝えたいんだよ!出たいんだよ!
というエネルギーを感じるアーティストを選びました

Tabo
多保孝一

特にChristopher Allan Diadoraさん、MONSTER大陸さんの2組は実力が群を抜いていました。
それにくらべて20代前半のバンドは、演奏力、経験、ステージ上での佇まいが脆弱なバンドが多く、残念でした・・・。
今の風潮だとは思うのですが、DTM的な打込み作業や、PV制作に心血を注いでいる分、メロディ(楽曲)への意識、ライブパフォーマンスや楽器の演奏力、歌唱力といった基本的な、根本的な部分を疎かにしているバンドが多かった気がします。

Kondo
近藤良平(コンドルズ)

今回記念すべきダンス部門の開催、楽しまさせていただきました。想像以上に多種多様でした。この夏のフェスにふさわしい「イキオイ」みたいものを感じました。
今の時代、ダンスやパフォーマンスは、境界線がなく、かっこよく踊るものから不思議世界を漂わせるものまで、色々で、なんともくらべ辛いものです。
でもその中で、上手に本番で発揮できたりするのも「運」だとも思います。表現の可能性は未知的です。バンド部門は、チームの味みたいなものが、細かく感じられました。

Stkingz
shoji(s**t kingz)

多くの素晴らしい才能を感じることが出来、非常に興奮しました。バンドやパフォーマー達の独創性・情熱・感性。彼らがこれからの音楽やエンターテインメントを作っていく人達なのだと実感しました。
そして、まだまだ出会えていない才能が、日本中に山ほどいるのだろうとワクワクもさせられました。
全てのミュージシャン・パフォーマーにチャンスを。
まだ無名のミュージシャンやパフォーマーが、この機会を活かして日本のエンターテインメントも更に盛り上げてくれるのを、楽しみにしています。

Kurou
九瓏ケント(アルスマグナ)

今回初のダンス部門発足に伴い審査員として参加させていただきありがとうございます。
ビデオ審査の時点でかなりの応募数がありました
今回の私の選考の視点としまして
〝ワクワクする〟〝真似できない〟
の部分を重視しました
このチームはこの先どんな展開を見せるのだろう。